こどもの不思議、胎内記憶って?PART2
今回は前回の続き、『胎内記憶』について話してみたいと思います。
前回の記事はこちらです。
nature-blog.hatenablog.com
●お母さんのお腹の中の記憶
胎内記憶の研究をされている池川明先生の調査によると、子どもたちはお母さんのお腹の中で既に意識があり、五感を使って色々なことを感じ取っているということです。
例えば聴覚は、お母さんやお父さん、周りの人の声は勿論聞いていますし、その内容も理解しています。
夫婦喧嘩は、赤ちゃんもお腹の中で一緒に聞いていて不安な気持ちになりますし、その時のお母さんの感情も共有しているそうです!
そして、私が一番驚いたのは、視覚を使って外を見ていると言うことです。
お腹の中は温かくて、赤くて、沢山の線があって怖かった(多分血管のこと)。
お腹の中から外も見えたよ。
小さい穴から外を見るの(多分おへそのこと)。お父さん、お母さんも見えたよ。生まれた病院も見ていたよ。
この視覚の話は、私の息子が話した内容です。
また、つわりや逆子なども子どもたちの考えがあってやっていることもあるそうです。
酷いつわりは、お母さんをゆっくり休ませたり、危険なものを食べさせないため、解毒を促すために起こしていたり、逆子の場合は、自然分娩の方が危険だと察知していたり、お母さんの意識を自分に向けてもらう為だったり、お母さんを休ませるためだったりします。
このように子どもたちは、お腹の中で沢山の体験をしているようです。
余談ですが、私の息子から「お母さんに何度も話しかけていたけど、聞いてた?」と質問され、私はその時全く胎内記憶のことを知らなかったので、息子とあまりコミュニケーションを取っていなかったことを後悔しました…
またあるお子さんは、お母さんに悲しいことがあったので、お腹の中でなでなでしたり、ハグは出来ないけどお腹にピタッとくっ付いていたと話していたそうです。
なんて、けなげなんでしょう。
他にも沢山の話が本に書かれているので、是非ご興味のある方は読んでみてください。
●お母さんのお腹に入る前の記憶
私がとても感動したのは、子どもたちがなぜ自分のお母さんを選んで生まれてきたのか?と言う問いに対する答えです。
それは、私たちがたましいと呼ぶ存在を現実のものとし、たましいの不思議に触れるとても興味深い話でした。
子どもたちは肉体を持たないたましいとして存在している時に、神さまのような存在からどのお母さんの所に行きたいか聞かれ、テレビのようなものでお母さんの映像を見て、どのお母さんにしようか決めて来るそうです。
お母さんのお腹には、滑り台のようなもので入ったとか、虹をつたって行ったなど、色々な表現があります。
お母さんを選ぶ基準は、子どもたちがそれぞれ今生で果たすべく目的、学びの内容を決めていて、その目的を一緒に体験し、喜びや悲しみを共有できるお母さんを選んで生まれて来るそうです。
しかし、その目的は様々ですが、根底に共通したある意味が存在します。
それは、お母さんを幸せにすること、自分の役割を全うし役に立つことだそうです。
子どもたちの幸せ=お母さんの幸せなのです!
子どもたちは生まれてから暫くの間、お母さんの笑顔を見たくて、お母さんが幸せになるならと、たましいで決めた目的を果たすために努力し続けます。
一方親の私たちは、子どものことで色々なことを我慢したり、自分を責めたり、悩んだり、また子どもが言うことを聞いてくれない、思い通りにならないなどとイライラしたり…
子どもたちの思いとは、かけ離れているようです。