空間。
私が、BodyTalkSalonナチュールを自宅で始めて二ヶ月が経ちました。
沢山の方にお越し頂き、アンケートを通して、ボディートークのことは勿論ですが、サロンやセッションルームの居心地のこともお伺いしています。
殆どの皆さんに気に入って頂けているようで嬉しい限りです。
私のサロンのコンセプトは、ホームページでもお伝えしていますが、『皆さまの身体と心の変化に寄り添い、自由で、守られた場所』です。
クライアントさんが、身心ともにゆったりとくつろぎ、内観できる空間づくりも大切な仕事の一つとして捉えています。
居心地の良さ、落ち着く空間というのは、人それぞれだと思います。
何を優先し、何を控えるのか。
それは、空間、その場を作る人の趣味趣向によって異なりますが、きっとそこには色々な思いや伝えたいことなど、その先にお客様、クライアントさんがいるのだと思います。
私のサロンは自宅でやっていますが、生活感を感じさせる物や視覚に入る物自体もあまり置いていません。
そして癒しの場所によく流れているBGMもあえて流していません。
クライアントさんにこの場だけは、何にも拘束されず、シンプルに自分の体と心だけに目を向けて欲しいという思いからです。
なので、あれこれ色々提供したいところを、削ぎ落として、必要なもにだけ残しました。
BGMのない空間で話をしていると、時々生まれる沈黙があります。
それにバツの悪さを感じたり、居心地の悪さを感じる方もいらっしゃるかもしれません。
でも、私はその沈黙、間から、自分自身の心の動きや感情の変化を感じ、色々なものが整理されているような気がしています。
あえて『無』にすることで生まれるものがあり、それを味わうことも悪くないように思います。
でも、これが完成形ではなく、私の空間づくりも変化していくのだと思います。
未来の私は、どこで、どんな空間で、どんな風にセッションをしているのか。
楽しみにしたいと思います。