息子と観た映画で。
「老いる事とは・・・」
映画を観終わった後、ずっとこのことを考えていた。
5歳の長男が楽しみにしていたアニメ映画『カーズ3』を最近観てきた。
内容は、トップレーサーとして地位と名誉を獲得し続けていた主人公マックィーンの前に最新型の新人レーサーが現れ、トップの座を奪われる。
そして、自身の経歴、レサーであり続けたいという気持ちと新人レーサーに敵わない自身の限界との間で今後の進退を考えていくという内容だった。
息子は、面白かった!と言っていたものの、内容はとても深いもので、私たち大人が観るべき映画のようにも思えた。
息子と観たアニメ映画に、「老いる事とは」なんてテーマを考えたりする自分が面倒臭いな〜と思うが、何となく見えた答えを綴ろうと思う。
老いる事、それはアニメの世界だけでなく、勿論人間も通る道。
自分に出来ないことが増え、自分の地位を奪われ、自分の魅力が分からなくなり、無駄な力が入ってムキになってしまう。
初めて老と向き合う時は、みんなそんな感情や状況に襲われるのかもしれない。
マイナスな面にしか目が向かなくなってしまう。
映画の中でも主人公マックィーンは、焦り、孤独を感じ、悩み、傷付き、自分の価値を見失っていった。
その中で沢山の仲間、先輩、後輩と関わり、辿り着いた答えは、「失ったものの数だけ、多くの価値がこれまでの経験や知恵、精神に眠っている」ということだった。
きっとこの過程が、更に成熟した大人へと引き上げてくれるのだと思う。
自分の容姿や出来なくなった事に目を向けるのではなく、それも受け入れた上で今の私だからできる事、自分ではなく周りの人、若者たちに還元できることはないか?
そこに自分の価値が見出せた時、人は本当の意味で自分の魅力に気付くことが出来るのだと思う。
老いたからこそ、また違った人生を楽しむスタートラインに立てるのかもしれない。
私はまだまだその域には達していないが、歳を重ねる自分には興味がある。
きっと周りに素敵な先輩方が多いことも関係しているのだろう。
有り難い。
自分もそんな先輩になりたいと思いつつ、これから来る老との対峙にどんなことが待っているのか・・・怖いの半分、楽しみ半分と言ったところだろうか。
でもこの分析癖は変わらないように思う・・・。
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エネルギー療法ボディートークで身体と心のメンテナンスをさせて頂いています
身体と心の声を聞きながら、自分を癒し、向き合う時間に
是非、BodyTalkSalonナチュールをご利用下さい。
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