息子が教えてくれたこと。
今朝、息子が『ウンチとオシッコ出たよー』と夫に言った。
5歳の息子は、勿論ひとりでトイレへも行けるし、お尻も拭ける。
でも、あえて夫に言った。
夫は、仕事で帰りが遅い。
子供たちが寝静まってからの帰宅だ。
なので、子供たちと触れ合える時間は、朝のひと時だけ。
夫は息子の言葉に、「自分で出来るでしょ」と何を今更言っているのかという調子だった。
その後も諦めず叫び続ける息子。
その時私は察した。
息子は、お父さんに甘えたいんだ。
お父さんと関わりたいんだ。
しかもお尻を拭くというちょっと恥ずかしい行為をお父さんにして欲しいんだ。
仲介に入るように「かずくんは、お父さんとあまり一緒にいれないから甘えたいんだよね。」と私が言うと、息子はニヤリと笑いました。
日々忙しくて、子供たちには極力自分で出来ることは自分でして欲しいと思ってしまいますが、その一見面倒に思える子供たちの行動に、私たちへの愛が含まれているとしたら・・・。
何か、勘違いして、見落としている気持ちや笑顔があるのではと思ってしまいました。
そして、これは子供以外の人にも言えることのように思います。
日々交わしている言葉や行為に「え!?」と思うようなことがあった時、その裏にある愛を見ているだろうか。
説明や言葉が足りなくて、すれ違っていることは沢山あるように思います。
どうして?なんで?そこに愛を持って見てみると、意外な思いを感じる事が出来るかもしれません。
そんなことを息子から教わった朝の出来事でした。