骨と女性。
おのころ心平さんのブログに
「骨粗鬆症、そして免疫疾患が女性に多いワケ」と題した内容がありました。
以下抜粋・・・
たとえば、骨は
大黒柱として
カラダを支えています。
主婦として、
母として、
自分が柱として家族を
支えてきたけれど、
子どもたちが巣立っていった後、
鳥(空)の巣症候群のように、
少し生きがいを見失ってしまって、
柱としての骨の密度が弱まり、
骨粗しょう症へと
つながってしまうケースを
何例か見させて頂いたことがありました。
そんなふうに、
ココロとカラダが つながっている
と考えると、
カラダは勝手に
病気になるのではなく、
心理的な要因が積み重なった結果、
カラダに表現されることになる、
と、僕は考えているのです。
***
これまでのカウンセリングを
振り返ると、
女性がかかる病気というのは
自分のためというよりも、
家族のため、
誰かのために
というケースがとても多かったです。
自己免疫疾患が
男性より女性に多いのも、
「免疫とは、
自分か、
自分ではないか、
を見分ける機序」
だからだと、
僕は考察しています。
つまり、こういうことです。
自分と母親、
自分と家族、
その関係の密着度が高いと、
免疫は見分ける力が弱まってしまいます。
自分は自分、
自分のいいところは自分で褒め、
家族の中における自己領域を明確に
していくこと。
これが、女性の自己免疫疾患、
骨粗しょう症予防のもっとも有効な
心理的手段になると思うのです。
この様にブログで説明されていました。
私のクライアントさんにも、男のお子さんがいらっしゃるお母さんが、この様に親離れしていった息子に寂しさを感じているケースが多くあります。
酷くなりと、そこから鬱の症状になってしまう事も。
自分の全てが、家族、子供へと注がれている女性のエネルギー。
勿論それは、自然な形です。
でも子供たちが、家族が少しづつ自分を離れ始めたら、それに合わせてそのエネルギーの流れを自分へ、個としての自分へシフトしていく事が必要だと思います。
家族との関わり方をその時期に応じて客観的にみていく事で、関係がバランス良くなっていく様に思います。
何事もバランスが大切。
自分が抜け殻にならない様に、今から自分の『好き』も大切にしていきたいですね。