お風呂の時間。
夫に子どもたちをお風呂に入れて貰いたいところですが、帰りが遅いため毎日のお風呂は私の役割になっています。
3歳の娘、6歳の息子の体は、まだホクロもないような真っさらな綺麗な体。
たまに羨ましく思う40のおばさんな私です...。
外で遊ぶことが好きだった幼少期、中高とテニスの練習に明け暮れたお陰で出来た、沢山のシミとそばかす。
小学四年生の夏休み、妹とふざけていて、窓ガラスを蹴った拍子に切った足の傷跡。
子供の頃、視力回復センターへ通ったのに、また悪くなってしまった視力。
二人の子供を出産し、柔らかく弛んだお腹、などなど。
きっと私も真っさらな体で生まれたであろうに、色々な経験や体験によって出来た体の変化を挙げればキリがありません。
そんな風に、自分の体の変化を過去の体験に擦り合わせて見て行ったら、「あっ、本当に体は私の為に頑張って来てくれたんだな」と老いを悲しむどころか、感謝の気持ちが溢れて来ました。
今までの40年間の体験を、経験をこの体がやって来てくれたんだ。
自分の感情や思考をこの体が受け止め、今まで表現してくれたんだ。
ずっと私に付き合って来てくれたんだな....。
これからもっと体は老い、出来ないことも増えるでしょう。
でもその反面、私は自分の精神が出来ること、体験して得た知恵が増えていると思っています。
この体から離れるその日まで、目一杯沢山のことを感じ体験し尽くしたいなと思います。
そんな思いを馳せるきっかけを子どもたちのお風呂の時間から頂きました。