nature’s diary

日々感じていること・ボディートーク療法・心ヨガ・身体と心の話・

人類の祝祭。

今ですか…という声も聞こえてきそうですが…(-ω-;)

今年の初め頃に大ヒットした映画『グレイテスト・ショーマン』を遅ればせながら観ました。

まずこの映画を観るきっかけが、夫のススメであったことが、私の中ではとても驚くべき事でした(;゚д゚)
私と夫の映画の好みは全く異なり、ほぼ一緒に鑑賞するとこはありません(^_^;)
CGを駆使したど派手な演出と機械的な効果音が飛び交うFSやアクション映画が大好きな夫。(悪意を感じる表現ですみません…(笑)
その夫が私にこの映画を薦めてきたのはとても意外でした。
しかも1度観たのに、私と2度目の鑑賞。
夫の心に何か訴えるものが、この映画にあるのかぁと見始めた次第です。

心を打つ歌詞と力強い歌声、《生きる》エネルギーが身体から溢れ出る迫力のダンス。
とても素晴らしい映画でした。
感動して涙したシーンも心に迫る台詞も沢山。

その中でとても印象的な台詞の表現がありました。

主人公バーナムがサーカスを始めてから、ことある毎に紙面で酷評し続けていたある劇評論家が、映画の後半で全てを失った主人公を慰め称えるシーンがあります。
彼はバーナムにこう伝えます。

『肌の色も体形も大きさも違う色々な人間を平等に、一緒の舞台に立たせたサーカスは《人類の祝祭》だ』と。

好きな言葉なのでもう一度《人類の祝祭》

これを聞いて『地球は、まるでサーカスだなぁ』と、ふと思いました。

地球に生きる生き物は、全てが個性の塊。
同じものは一つもない。
そして、それは人間も同じ。

全ての人が、それぞれに色々な形で個性を持って生まれている。
映画では、その個性がサーカスの中で自由に輝いていました。
きっとこの映画がヒットしたのも、みんなが自分のありのままを受け入れ表現したいと心の奥底で強く思い願っているからではないかなと。
そして、私もそう思います。

人生にはリミットがある。
今の人生は一度きり。
自分をそのまま生きないと勿体ない!
そんな気持ちをいつも持っていたいなぁと思います。

今回その事を改めて教えてくれたこの映画に感謝。
そして、この映画を薦めてくれた夫には大感謝ですね。
本当にありがとう。