nature’s diary

日々感じていること・ボディートーク療法・心ヨガ・身体と心の話・

8月27日 映画上映会

月に1度開催される、家音さんとキルクルスさん、ニイニさんが企画されている映画上映会。
今回の映画は…『ZAN ジュゴンが姿を見せるとき』です。

ZAN(ザン)は、沖縄の言葉でジュゴンの事を言います。
この映画は、沖縄に生息する絶滅危惧種ジュゴンを通して、琉球王朝から現在までの沖縄の変化や現在の大きな問題基地問題と自然保護、自然と人間の関わりについてを描いた映画です。

私は、恥ずかしながら、ジュゴンという生き物の事をよく知らず、姿、形を何となく思い浮かべられる位でした…(^_^;)

沖縄とジュゴンの繋がりは古く、3500年前から人との関わりがあったそうです。
琉球王国の時代では、精霊、神と崇められ、捕獲も制限を設けていたそうです。
琉球王国が滅亡すると、乱獲が始まり、今では沖縄に3頭のジュゴンの生息が認められるだけとなっています。
そしてそのジュゴンは、今基地問題で揺れる辺野古に生息しているというのです。
驚きました。
きっと辺野古ジュゴンがいて、ここで基地問題が起こったことは必然に感じました。

沖縄の基地問題に私が発言する事はとても難しい事ですが、この辺野古ジュゴンがいるという事実が、私たちに何か大きな学びをさせようとしていることは分かりました。

ジュゴンは、太古の昔から人間の守り神だったと言い伝えられ、戦後の食糧難の時は、人はジュゴンを食べて命を繋げたそうです。
そして現在は、基地問題で大きな動きがあると、決まってジュゴンが姿を見せるそうです。

自然破壊に関する事は、様々な所で見聞きしていますが、ここでも自然に対する人間の行為に、静に耐え、それでも助けようとする自然の偉大さを感じた時間でした。

「人間の精神破壊が、自然破壊を起こしている。」
映画に出て来た方の言葉が、心に刺さりました。

映画HP:http://zanthemovie.com/ja/home-japanese/

 

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