nature’s diary

日々感じていること・ボディートーク療法・心ヨガ・身体と心の話・

2019.3.29 恩師。

ある友人と小学生の頃の話をしていた時、低学年の時の担任の先生がとても素敵な方で、今も年賀状のやり取りをしていると聞いていた。
 
その先生は、生徒が楽しく学べる様にと色々な工夫を凝らしてくれる先生だったそうで、その話をする彼女は、いつも大きな笑顔で嬉しそうで、私にもそれが伝わって来た。
その後、彼女は転校することになり、大好きだった先生と別れ、新しい学校生活では色々と辛いことも沢山あり、その先生との思い出は彼女にとってとてもキラキラした大切な時間だったと言う。
 
しばらくして、彼女がその大好きな恩師が、私の家の近くに住んでいるみたいだと言ってきた。
私は、今の家に住み始めて3年目。
ご近所に友人の恩師がお住まいなのかぁ。
どこにいらっしゃるのかなぁと。
 
そして昨日、友人が久しぶりに私の家に遊びに来た時のこと。
ウチの玄関先に来るや否や、斜め前に建つお宅の表札に友人が釘付けに。
先生と同じ苗字だと言うのだ‼️
えー‼️
大好きだった恩師は、こんな近くに⁉️
しかも、何度もウチに遊びに来ていたのにー。
 
夕方。
先生らしき男性が帰宅されていて、尽かさず彼女は挨拶へ向かった。
年賀状のやり取りをしているとはいえ、20数年ぶりの再会。
私もドキドキだった。
 
目が合い、言葉を交わすと、お互いの記憶が蘇り、あっという間に、その場所だけ20数年前にタイムスリップ。
彼女は、先生と過ごしたその時間が、小学校生活の中で一番素敵な思い出であったと直接先生に伝えられてとても嬉しそうだった。
 
8、9歳頃の少女は、今や2人の子どもの母親。
恩師に自分の子を抱っこしてもらう日が来るなんて。
私も自分のことのようにとても嬉しかった。
ここへ引っ越して来て、これほど嬉しいと思ったことはなかったかもしれない。
 
人と人は繋がり、願いは思わぬ形で叶えられる。
人生って、本当に面白い😊