怒り。
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小2の息子が、夕食の時珍しく学校であった嫌なことを話した。
最近息子も精神的な成長もあるのか、嫌なことがあっても私に話さないことがある。
けれど、今回ポロっと話した。
同級生の女子に嫌なことを言われたり、からかわれたりしたそうだ。
息子同様、私も腹が立った。
なので息子と一緒に、その女子生徒をイメージして、心の中のモヤモヤを怒鳴ってみた。
スッキリしたようで、息子に笑顔が戻った。
以前の私だったら、話を聞いて同情し、そんな風に自分はならないようにしようねと息子に話し、状況に寄って先生に話して終わっていたかもしれない。
でも、今回は息子の心の中にある叫びを外に出させた。
人は、自分に嫌なことをされれば、勿論ムカつくし、腹が立つ。
でも、それを外に出すことに抵抗があったり、逆に自分の落ち度や欠点を探すことがあったりする。
でもその瞬間、確実に自分の中に怒りが存在している、だからそれを無視してはいけないと思う。
怒りがあることを認め、無理に物分かりのいい人を装わず、その感情を外に出す。
自分の中にあるものは、自分でしか理解してあげられない。
どんなネガティブな感情もちゃんと味わってあげないと、ずっと心の中に居座り、蓄積されてしまう。
だから、どんな時も、どんな感情もちゃんと向き合ってあげたいと思う。
向き合って、味わってあげれば、ちゃんと癒えていくものだから。