新たな可能性。

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「歳を取る」と聞くと、ちょっとマイナスなイメージが先行しがちだ。

特に身体の衰えが、自信や可能性を狭めてしまうようなイメージが強い。

無防備で、タフな若い頃に比べ、身体にお伺いをたてることも増えてくる。

でも、様々な知恵や知識と経験を蓄えた年齢だからこそ出来る生き方があると思う。

それは、一長一短に出来ることではなく、丁寧に身体の微妙な変化に目を向けて、体調や心の波を読んで物事を運ぶという、日々の小さな積み重ねとしなやかな身体と精神が作り上げるのだと思う。

衰える肉体を研ぎ澄まされた精神が補っていく。

とても高度な生き方だけれど、それを楽しむことが、歳を取ることなのかもしれないと思う。

そこに新たな可能性を感じる。