尊い光。
過去に起きた出来事は変えられないが、その出来事の捉え方を変えることは出来る。
私の好きな言葉。
ようやくちゃんと腹にこの言葉を落とすことができる自分になれた様な気がする。
真っ暗だと思っていた過去の蓋を開けてみると、そこにキラキラ光る嬉しいかったことや楽しかった出来事もあったことに気付く。
苦しさや悲しさが大きく存在していた時は気付かなかった出来事。
真っ暗な空の中に、小さな星を見付けられた時のように、それらの闇を受け入れてやっと見付けられる美しい記憶。
そこには、あの人の笑顔や受け取るには有り余る素敵な言葉があった。
よかった。
過去の尊い光に気付くことが出来て。
こうして過去の記憶は、より深さを増し、闇も光も同時に存在させ、自分の身となっていく。