内と外。
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人には、外向的な人と、内向的な人がいるなぁと思う。
自己アピールがきちんと出来て、めちゃくちゃ自分を持っているけど、少々押しが強いのが外向的な人。
反対に控えめで、選択を相手に委ねてしまいがちだけど、調和を重んじるのが内向的な人。
ちなみに、以前私はめちゃくちゃ内向的でした。
これは、性格や育った環境などに寄っても違い、またどちらが良い悪いも無いと思うけれど、どちらかに偏り過ぎると、とても苦しいなぁとも思う。
内向的な私としては、とにかく自分に好きなことを沢山許してきました。
食べる、着る、行く、聴く、学ぶ、会うなどなど、自分の好きなことや好きな人、自分に合うものをとにかく選んでやり続ける。
苦手なことはやらないし、苦手な人にはあえて会わないようにする。
すると、自分に合う人たちとのコミュニティーの出逢いがあり、安心感が生まれます。
この安心感がとても大切なように感じます。
そこで、自分の自信ややり甲斐を身に付けていくと、自分にもちゃんと譲れないものがあり、大切にしたいことがあると知り、それを表現できるようになる。
そして、自然とタイプの異なる人とのやり取りの場でも、きちんと自分でいられるようになる。
自分がホッとする、素の自分でいられる場所を作ることは、とても大切なことだと思う。
そこから自分のエネルギーは充電されます。
自分の性格を知って、上手く付き合う。
自分の好きに繋がろう。
Power。
人は、調子が良い時もあれば、思わぬ出来事で気持ちが下がることもある。
勿論、好調な時は、それはそれで嬉しいけれど、人生の学びとしては、思わぬ出来事が起きた時の方が、大きな気付きに繋がるなぁと思う。
平坦な道はない。
必ず色々なことが起こるのが人生。
ならばそれに怯えず、一旦折れてもまた立ち上がれると信じることが出来る自分でいたいなぁと思う。
もっともっと自分と繋がろう。
必ずその力があるはずだ!
強い意志。
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自尊心。
ありのままの自分を尊重し受け入れる心。
この「ありのままの自分」というのが、とても奥深いと思う。
生まれてからこれまでの、どんな自分のことも全て受け入れる。
私は今まで、そんな自分になりたくて、色んなことを勉強してきたなぁと思う。
そして、ここに来てやっと色んな気付きがあり、そんな風に自分のことを思えるようになってきた。
過去のどうしようもなく弱い、情け無い、惨めな、腹黒い、汚い、卑怯な、どんな側面も自分の中にあり、それはあっていい。
そんな嘘偽りのない自分をも心から許し、包み込むことが出来た時、自分の中で統合が起こり、自尊心が生まれるのだと思う。
時間は掛かったけれど、自分の学びの為に起こした数々の過去の出来事を、被害者意識ではなく、ちゃんと責任を持って自分の事として受け入れた時、自分の足で立つ強い力が、ちゃんと自分の中にあると自覚できた気がする。
私たちは、自由を持っている。
起きた全ての出来事が、何の為にどうして起こったのかを意味付けする自由を。
私はその出来事に嘆くよりも、より自分の為にその意味を見出していきたいと強く思う。
内側へ。
以前の私は、とても気を遣う人だった。
こういう時の私は、常に何かに対応しないとと、意識が外側を向き、内側はおろそかになっていた。
そして長い間サービス業をしていたことも相まって、気遣いに完璧主義も加わり、今思えば、頭も身体もガチガチだったなぁと思う。
当たり前だが、そんなことが続くと、体調を崩したり、グッタリ疲れることが多かった。
今は、出来るだけ自分の内側に意識を向けるようにしている。
自分の気を遣って相手を満たすのではなく、自分がどれだけ心地よい状態で、そこに存在するかが、相手にとっての心地よさに繋がるのだと、色々経験する中で分かったからだ。
自分のちょうど良い心地よさを相手にも感じて頂く。
そして、相手の心地よいを私も感じる。
ただそれだけで良かったのだ。
だから、日々自分の感覚に意識を向けて、自分の心地よさを確認することは、とても大切だと思っている。
自分を大切に扱うことが、相手を大切に扱うことにも繋がるからだ。
まずは、自分に気を遣おう。
そこから、いいエネルギーが広がっていく。