一筋の光。
頭は、識別をしているだけで、理解することは出来ない。
人間は、感じることでしか理解することが出来ないのだ。
と、ある人が話していた。
本当にそうだなぁと思う。
幾ら素晴らしい言葉を並べられても、腹に落ちてない、腑に落ちてないことは、納得出来ない。
私たちは、いつも頭の思考と心の感覚、両方を同時に知り、違和感を感じたり、調和を感じたりしている。
頭と心が一致していないのに、頭の思考を優先して行動すれば、それは私たちにとって不自然なことなので、ストレスや不調、望まないことが起こってしまうのだ。
心の感覚は、いつも私たちに寄り添い何かを知らせ、導こうとしてくれている。
日常的に、沢山の情報と知識がうごめき、自動的に自分の中に入ってくる昨今。
人の感覚は、鈍ってきているような気がする。
感覚を感じる隙がなく、サインであるはずの感覚を受け取れていない。
だから、自分自身を理解することが出来ないし、何を信頼していいのか迷い、自分の判断に自信が持てなくなってしまう。
私自身も自分の感覚を意識して確認する日々です。
でないと、何かに流されてしまいそうになる。
日々の心の感覚にきちんと向き合い、自覚し、理解することで、私たちの力は最大限に活かされ、また幸せを感じさせてくれるのかもしれない。
だから、一筋の光を掴むような繊細な感覚とのやり取りを楽しみながら、これからも大切にしていきたいと思う。