バランス。
最近、友人とゆっくり会って話をする機会が重なりました。
とっても良い刺激になりました!
みんな子育てをしながら、家族を守りつつ、自分の世界も広げている方々。
なので、とっても素敵なヒントや勇気、エネルギーを頂いた気がしています。
バランスの取れた人生の歩みとは、何なのか...。
女性は、特にバランスが必要だな〜と最近思っています。
以前おのころさんのブログに、「骨粗鬆症が女性に多いワケ」という題名の内容に頷きました。
女性は、家族を守るのが自然の摂理であり、女性に向いている役割だけれども、子供の親離れや両親の介護などからの解放により、自分の拠り所、支えがなくなり、その感情の影響が体を支えている骨に症状として出てしまうというような内容が書かれていました。
妻、母、娘、仕事などの顔、女性は沢山の役割をこなし、力を入れる度合いを状況に応じて変化させています。
本当に凄いことだな〜と思います。
勿論大変なことの方が多いかもしれませんが、でも男性には出来ない、沢山の経験を欲張り出来る特権もあります。
なので、女性に生まれたからには、女性独自のバランス感覚と器用さを存分に生かして、人生を学び楽しまないと勿体無いようにも感じています。
私も器用には、なかなかいきませんが...。
こんな私には、今回のように同じような環境で頑張っている友人に会うことは、自分の今のバランス感覚や立ち位置を把握するのにもとても大切な時間になります。
そうした友人が近くに居てくれる事は、とても励みになり、とっても有り難いです。
今のバランスは自分にとって、家族にとっていい感じ?
そんなことを考えた週末でした。
節目。
息子が、卒園を迎えました。
卒園という節目。
先生、友人との別れはとっても寂しく、いつも通っていた場所を去るのはとても悲しいことですが、でもとても大切な節目でもあるなと感じました。
改めて、幼稚園、先生、友達と過ごした時間を振り返り、感謝する気持ち。
離れてみて初めて感じる、先生や友達のありがたさ。
いつまでも子供だと思っていた子の成長を誇らしく、また少し寂しく感じる親の気持ち。
それぞれが色々な感情をじっくり味わうこの時間こそが、今までの過程をしっかりと自分の中で消化させ、その成長という栄養が次のステップに向かわせてくれるのだと思います。
だから、私は感情のままに泣きましたし、息子にも良く頑張ったね!とハグをいっぱいしました。
長男の成長は、私の成長でもあります。
なので、私も一緒に卒園をした気持ちでいます。
日頃からあまり自分のことや幼稚園のことを話さなかった息子。
私から聞いても素っ気ない態度でしたが、日々息子の表情を見ながら、察していたつもりでいました。
でも、卒園式で友達と名残惜しそうに遊び、先生に笑顔で別れを告げる息子を見ていると、私の知らない息子の姿を垣間見たようで、6歳になるけど既に自分の世界が広がっているんだなと実感。
きっとしっかり小学生の仲間入りをしてくれるように思いました。
4月から小学生。
私にとっても新しいスタートが始まります。
これから息子にどんな世界が広がって行くのかワクワクします。
映画上映会『プラネタリー』。
1月に大きな衝撃を受けた映画『プラネタリー』。
以前書かせて頂いた感想です。
5月8日に上映会が開催されます!!
今回は、主催者側から上映会に参加させて頂く事になりました。
この映画の日本語字幕製作に携わり、上映会を全国で開催、又支援をされている塚田康盛さんがこの映画は「地球の愛を五感で感じる映画」と仰っています。
この映画の見方は、様々であり、とても自由です。
美しい地球の映像から生命のエネルギーを感じたり、又は地球の大きな異変に気付くかもしれません。
様々なスピーカーが語るメッセージが、心を癒したり、大きな気付きをもたらしてくれるかもしれません。
この映画の全てが導いてくれる、私たちに向けられたメッセージとは何なのか。
一緒に映画を感じて観ませんか?
沢山のご参加お待ちしています!
〜こちらから、映画上映会の詳細です〜
私たちが生きているこの時代は、多くの人びとのなかに地
そして今、地球規模のさまざまな困難や危機が、より多く
こうした危機的状況は時として人びとの不安を煽り分断を
<製作者からのメッセージ>
私たちは地球「上」に生きているのではありません。私た
ショーン・ケリー
* * *
◆日時 : 5月8日(火)11時〜14時
10:45 受付開始
11:00~11:20 ごあいさつ(映画の説明)
11:20~12:50 上映
12:50~13:05 休憩
13:05~14:00 振り返りの対話会
※上映終了後、日本語字幕製作に係わられた塚田康盛さん
◆ 場所 : 川口市メディアセブン プレゼンテーションスタジオ
埼玉県川口市1−1−1 キュポ・ラ7階
JR京浜東北線「川口駅」東口より徒歩1分
※駐車場はございません。
◆ 参加費 : 無料
上映会の運営と「プラネタリー」の映画の普及と日本語版
◆ 参加方法 :こちらのページの参加ボタンをクリックしてください。
※お子様連れの方に託児を検討しております。ご希望の方
◆問い合わせ: イベントページコメント欄または、you.coyote
* * *
◆日本語版の予告編
https://youtu.be/
◆日本語WEBサイト
https://
◆英語版の情報ページ
http://weareplanetary.com/
【映画の流れ】
Space (宇宙) Earth (地球)
Gaia (ガイア) Mass Extinction(大量絶滅)
Disconnection (分離) Great Turning (大転換) Seeing (見る事) The Great Circulation(大いなる循環) Meditation (瞑想) Indigenous (土着の民) Planetary Civilization (惑星文明) Epilogue (エピローグ)
【映画スピーカー抜粋】
エンジェル・キョウドウ・ウィリアムズ/禅僧
ブライアン・スウィム/宇宙論学者
チャールズ・アイゼンシュタイン/経済学者・作家
ドリュー・デリンジャー/環境主義活動家・詩人
カルマパ17世/チベット民族リーダー
ポール・ホーケン/環境保護活動家・作家
ジョアン・ハリファックス/人類学者・環境主義活動家
ジョアンナ・メイシー/環境哲学者・アクティビスト
メイ・ジェミソン/シャトル宇宙飛行士
メアリー・エヴリン・タッカー/哲学者・環境保護活動家
ショーン・ケリー/哲学者
身体は、小宇宙。
昨日までの五日間、ボディートークの生体力学を学びに行っていました。
朝の9時から18時までみっちり五日間。
3歳と5歳の子供がいる私にとっては、とてもチャレンジな5日間でしたが、家族の全面協力の下、無事に終了出来ました!
本当に家族に感謝です!!
生体力学は、筋肉や筋膜にアプローチしたり、五行など中医学をベースとしたテクニックを学ぶことが出来ます。
私たちの体は、無数の筋肉が絶妙に配置され、動いていることを今回改めて実感しました。
そして、そうした筋組織には沢山の感情が蓄積され、身体の動きを制限し、痛みを生んでいる事も知ることが出来ました。
身体は想像以上の、想像を遥かに超えた働きをして生きようとしている。
ボディートークをやっていると、体内で起こっている全ての働きを知ることなんて出来ないんだなと思えます。
それは、悲観的な考えではなくて、それだけ可能性が宇宙のように広がっていると言うことです。
まさに、身体は小宇宙。
自分の身体と向き合い、理解し、治癒を委ねる。
施術士は、症状をどうにかしようと疾駆八苦しますが、私たちの出来ることなんて、身体の小宇宙から見れば微々たるもの。
クライアントさんの無限の治癒の力を信じ、治癒を発動させるきっかけを私たちはしているだけなんだなと変なおごりを削ぎ落とせた気がしています。
そして、クライアントさんに寄り添って、その可能性にアプローチできるボディートークを益々好きになったのでした。
儚い青春。
映画『花筐/HANAGATAMI』
1月、あるラジオ番組にこの映画に出演されている常磐貴子さんが話されていた言葉がずっと心に残っていました。
「大林監督が私達に一生懸命伝えようとして下さっていることは、戦争の足音が聞こえる、この状況があの頃ととても似ていると仰っている。その事の怖さを知ろうよ。と言うことを凄く訴えて下さっている。そして、今を生きる人間としてその頃の事を知っている監督達がそのバトンを渡してくれているんだから、その事を後の人達に伝える渡す使命があると思っている。」と。
ずっと行きたいと思っていたのですが、やっと観に行くことが出来ました。
監督は、映画『転校生』『時をかける少女』『さびしんぼう』などで知られる大林宣彦監督。
恥ずかしながら、私にとっては今回が初めの大林監督作品でした。
勉強不足な私は、常盤貴子さんのお話から反戦のメッセージを感動的に描いた作品なのかなと勝手に思い描いていましたが、映画が始まりビックリ。
冒頭からぶっ飛んだ映像と次々と変化する話のテンポに、最初は付いて行くのが精一杯でした。
途中から理解しようとせず、感じてみようと思うと、芸術作品のような数々の映像と文学的なセリフが心に刺さり、時折涙している自分がいました。
私は、戦争体験者でもなく、近くにそれを語る人もいません。
ドキュメンタリーや映画、本などで読み聞きする程度です。
だからこそこの映画を観て良かったと思っています。
映画の登場人物は、戦争が自分の身に近付いていることを感じながら青春を謳歌しようともがく若者が中心ですが、随所に流れる戦時中の町の様子や悲しみにくれる家族や老人などを観ていると、等身大の私自身が重なりました。
私には、5歳の息子がいます。
戦地へ息子や恋人が向かう場面に、お国の為と大切な息子を戦地へ送り出す母親の気持ちに、私もいつの間にかなっていました。
この時代の日本中のどれだけの母親が「お国のために産んだのではない、ただこの子を愛しずっと成長を見守りたいだけだ」と叫びたかっただろうかと。
自分の息子が青年となり、恋や結婚も経験せず、自分の力も試されないまま、死に行くのを見送るなんてとても私には出来ない。
でも当時はそうすることしか出来なかった。
本当にいびつな常識が曲がり通っていたのだと、その異常さを感じました。
映画の中で「青春が戦争の消耗品だなんてまっぴらだ」と言う場面があり印象に残っています。
一番美しく輝き、楽しい青春時代を戦争が若者たちから奪っていきました。
そして、その輝く若さを感じることもなく戦争に捧げるのです。
今この瞬間の何気ない平和な時間が、とても尊いものであるのだということ。
そして、戦争をしない選択を日本はし続けるべきなのだと、戦争経験者の大林監督から強いメッセージを頂いたように感じます。
撮影開始直前に肺がんが発覚、余命半年を宣告された人が作った映画には、全く感じませんでした。
それどころか40数年も温めていた監督のこの映画への思いと、今の状況がリンクし、
日本が負った戦争の傷を戦後72年経った今、私たちがきちんと再認識しないといけないように感じました。