人は、人によって磨かれる。
小林麻央さんが、お亡くなりになりました。
今まで闘病中の様子をテレビで拝見していて、勿論お身体が辛そうな様子は見て取れましたが、以前麻央さんがコメントされていた『病気の色だけに支配されることはやめました』という言葉通り、その中でも病に焦点を合わせるのではなく、日々の何気ない日常にある小さな幸せ、喜びに目を向け、精一杯大切に限られた命の時間を全うされたんだなと感じています。
病になった自分だからこそ出来ることを率先して発信し、相手を思いやる心を常に伝え続けた麻央さん。
身体は病に冒されていたかもしれませんが、麻央さんがされて来たこと、心や気持ちはは決して病に負けることなく、輝き続けていたように思います。
そして、そこにはご家族の方々の関わりも大きかったように思います。
麻央さんが勿論ご家族に助けたれたことは沢山あったと思いますが、海老蔵さんのお話を聞いていると、ご家族もまた麻央さんから沢山の学びを頂いている。
海老蔵さんのお話から、『麻央は僕を変えた奥さん』という言葉がとても印象的でした。
ご縁があって、人生を共にする人。
私たちは、愛し愛され、ぶつかり合い許し、慈しみ思われ、そんなことを繰り返し、魂を磨きあっているのだなと麻央さんと海老蔵さんご夫婦を拝見して改めて気付かされました。
麻央さんの若さから、まだまだやりたかったこと、してあげたかったこと、山ほどあったと思います。
でも、きっと麻央さんの魂は透明で美しい水晶のように磨き上げられ、ピカピカになられたんだと思います。
今日、日本中の方々が、悲しみは勿論ですが、それ以上に『愛』というもの考えたのではないでしょうか。
麻央さん、沢山の方に、大切なものを残してくださってありがとうございました。